少ない資金で始めることができるFXが魅力だと言う考え方はありますが、それ以上にリスクが大きいこともポイントです。
具体的にどのようなリスクがあるか大きく4つ挙げていきたいと思います。
まず最初にあげたいのは為替エンドレスです。
当たり前のことながらFXでは予想通り相場が動けば利益が出る反面、想定とは反対に相場が変動すると為替損益が生じることになり、為替損が出てしまいます。
次に金利変動リスクです。
スワップポイントは比較的安定色、中長期的に利用できるものだと考えられていますが、どうしても低金利の通貨、高金利の通貨のペアが変わることが大きなリスクになってきます。
取引通貨ペア国の金利差が縮小するとスワップポイントの低下や相場の下落につながる恐れがありますので注意することが必要です。
3つ目のリスクが3ページ発生リスクです。
相場が急変したときに希望価格と乖離したレートで確定するリスクがあります。
これをスリッページと呼びます。
比較的、流動性が低い新興国の通貨についてはスリッページが発生することがあります。金融機関によっては発生する範囲を許容する仕組みもありますので事前に確認しておきましょう。
最後にレバレッジリスクです。
レバレッジは資金の効率の高さを投資家にもたらして大きな利益を期待できる反面、レバレッジを高めれば高めるほどリスクも高くなりますので資金管理に充分気をつけて来する必要があります。FXで最も注意すべきはこのレバレッジリスクだと言えるでしょう。
FXで損失の拡大を防ぐ仕組み。金融機関によっては相場の急激な変動で証拠金を回る損失が発生しないよう強制的に取引を終了するロスカットと言う仕組みを持っています。
これは保有している損失がいてメールも出したときに強制的に自動決済される仕組みになります。FXの取引会社によって大きくルールが異なりますが、このルールを活用し損失を最大限防ぐことができれば非常にありがたいと言えるでしょう。
少しでもリスクを抑えたいと言う方は取り扱い会社を選ぶ際にこのロスカットがどれだけ有利な条件であるかどうかを検討することが大きなポイントになるでしょう。
いずれにしても、FXについては日々の変動、値上がり値下がり幅が非常に大きいこともありリスクが伴いますので、自分自身のリスクヘッジをどのように考えるか事前に検討した上でスタートすることが重要になってくると思います。
もちろんのことながらロスカットも想定しながら取引を行いましょう。