FX取引の経験者や興味を持たれている人は、意外に多いのを知っていますか? 手数料が無料であったり、口座開設が簡単な事もあり、また最近は有名な芸能人がCMに出ているので、それらも影響しているようです。
でも、FX取引で儲けている人は、自分の周囲にはいないものですよね。もちろん、実際は儲けているが知られたくないので黙っている人もいますが、株取引よりは少ないとされています。
その理由として、FX取引の24時間取引可能や少額取引が関係しています。要するに昼間はサラリーマンとして働き、夜から相場に参戦したり、レバレッジ取引による少額で勝負できてしまう事からついつい、長期取引をしてしまう事が関係しています。
株取引の場合は、長期取引でも配当が貰えたり、日経平均が右肩上がりなら個別株も上がる可能性があるので、放っておいていずれ儲かる可能性もあります。でも、FXの場合はこれらが通用しないので、結果的に投資能力に長けていない投資家が、長期的なスタンスでは負けてしまう場合があるのです。
それでは、FX取引において、個人投資家はどのように勝負をすれば良いのでしょうか? これが分かれば、長期的に効率良く相場から大金を稼ぐ事が出来てしまいます。
まずは毎日取引をしない事です。FXを始める大半がサラリーマンなので、昼間は働いていると仮定しますが、仕事の疲れやストレスを抱えたまま、毎日のように午後8時頃から参戦して、スキャルピング的な短期取引を繰り返す。これは、一見すると、サラリーマンの給料とFX取引の両方で稼ぎがあるように感じますが、どちらも共倒れの危険性があります。
ならば、サラリーマンは長期取引が良いのかとなると、それも疑問があります。取引経験が浅く、明確な手法や信念がない投資家が長期投資をすると、損切りができなく結果的には塩漬けで大金を失うパターンがあるからです。
それではどうするのか? 答えは、取引回数を極端に少なくした短期取引がベストとなります。この方法が合わない人もいるでしょうが、私としては初心者がFX取引で勝つにはこれが一番だと思います。
毎日相場に入るのではなく、政治や国際、そして経済的な大きな報道が出た時だけ相場に参戦します。それも分かり易い話題ほどよく、自分の予想と値動きが合致している時だけ、取引をするのです。すると、無駄な取引はしなくなりますし、反対に動けば間違っていたと納得できて損切りもしやすくなります。
今回は勝てそうと判断した時だけ、FX相場に参戦する。これだけを徹底するだけでも、FX取引が大分簡単になり相場から稼げるようになります。